2022.7.15

夏休みの自由研究にスポーツはいかが?

いつの間にか7月も中旬、学生にとっては夏休みがすぐそこまできていますね。

夏休みといえば自由研究!自由研究のテーマをどうしようかなーと思っているうちにもうすぐ夏休みも終わってしまう…という経験をした人も多いのではないでしょうか。ちなみにかくいう私もそうでした。

そこでそんなお悩みを持つ生徒の皆さん(というよりその保護者の方々?!)に、スポーツを題材とした自由研究のテーマ例をいくつかご紹介します!

1. スポーツ×数字

スポーツや体育、というと数字とは程遠い、感覚によるものというイメージが多いのではないでしょうか。しかし、数字を使ってスポーツを捉えてみると、近くにいない誰かと比較したり、世界レベルの選手の凄さを改めて知ることができます。
動画の中では重さ、速さを取り上げていますが、スポーツの成績で用いられる数字を調べてみるのも面白いかもしれませんね。特に野球は打率、防御率から始まり、OPS、RF(レンジファクター)など、数字に表しやすいスポーツなので、野球をやっているお子さんにとっては興味深いテーマかもしれません。

2. スポーツ×デザイン

道具を使わないスポーツというのも少ないと思いますが、その道具の形やデザインをよく見てみると違いがあることがわかります。その違いの裏には、実はさまざまな理由があるものです。動画の中では、野球選手のグローブの形の違いに着目していますが、ほぼどんなスポーツでも用いられるシューズを競技間で比べてみるのも面白そうですね。
また、この後に紹介するものにもつながりますが、道具の歴史に注目するのもいかがでしょうか。道具の形や素材が時代と共に変わっているものも多く見られます。特に、サッカーにおいては2006年W杯で採用されたチームガイストから、従来のボールと大きく異なる特徴を持つようになっています。どんなところが変わり、選手にどんな影響を与えたのでしょうか?

3. スポーツ×歴史

スポーツに限らず、人類は大幅に進歩を遂げてきています。動画で取り上げている100m走の記録もそうですが、多くの競技において歴史を重ねるにつれて記録は向上していっています。それらの軌跡を辿って現在の競技の凄さについて改めて知るというのはいかがでしょうか。ちなみに、槍投げは過去と現在を比較することは難しいです。その理由を調べるのもいいかもしれません。
記録だけではなく、ルールにもまた歴史があります。例えば、バレーボールの得点についてはラリーポイント制とサイドアウト制がありますが、現在はほとんどの場合でラリーポイント制が採用されています。その裏側には、いわゆる「大人の事情」があるのですが、それを探るのも面白いかもしれませんね。

 

ちなみに私自身は小学生の頃、日韓ワールドカップが来たこともあり、過去の優勝国について調べた記憶があります。もう20年近く前ですが、あの頃からずーっとサッカーが好きなままというのはなかなか不思議だし、幸せなことだなと思います。

いかがでしたでしょうか。「勉強」という、一見避けてしまいがちなことについても、自分が好きな、あるいは興味のある「スポーツ」に絡めるとやってみよう!という気になりませんか?一人でも「そうだな!」と思ってもらえればとっても嬉しいです。